窓を開ける

今のところ映画の話をしています

2021年に観た映画についての覚書

今年も友だちがいないまま年が明けようとしておりますが、皆さんはご無事ですか。でも今年はインターネットを真面目に始めて(インターネットを真面目に始めて???)、いろいろ相手してもらえて嬉しかったです…ありがとうインターネット…ここで書いてもしょうがないけど…。

■2021年に観た初見の映画リスト!

今年は私生活のリソースを映画鑑賞に全振りしたので、新作・旧作ともに史上最高本数を記録しましたね… ★が映画館で観たやつ(リバイバル上映含む)

f:id:tomodatigainai:20211231002538p:plainf:id:tomodatigainai:20211231002543p:plain

■今年映画館で観た新作映画から10本!(順位なし)

これだけ観ればベストテン決めれるな、と思い立ったので考えてみました!元旦から「新感染半島」観ていた時点で今年の方向性は決まっていたのではなかろうかって感じのラインナップですね。

 ★新感染半島 ファイナル・ステージ
 ★ミッシング・リンク 英国紳士と秘密の相棒
 ★モータルコンバット
 ★SEOBOK/ソボク
 ★フリー・ガイ
 ★1秒先の彼女
 ★ソウルメイト 七月と安生
 ★DAHUFA–守護者と謎の豆人間–
 ★DUNE/デューン 砂の惑星
 ★返校 言葉が消えた日

個別の感想を書いてない2本について、メモ!

「フリー・ガイ」は、この夏マジで誰にでも薦められるクオリティでびっくりしたので入れました!映画あんまり観ない知り合いにおススメを聞かれてこの映画を答えたら、それってなんかのシリーズとか、原作とかあるやつですか?って聞かれて、ぜんぜん!って言えたのが本当に良かった。というか、そういうのやっぱり固定客はつかめるけど新規客にはハードルなんだなあ普通そうよな、って思って、そのあとでプロデューサーか誰かのインタビュー読んで、そういう問題意識があって企画した、という話をしていたので腑に落ちた、というのもある。新鮮なキャラ設定に安心の展開、ちゃんとアップデートされたちょっと捻ったオチ、という、エンタメのお手本のような一本でした!!

「DUNE/デューン 砂の惑星は、観たかったやつ!!って感じで良かったですね~大作SF映画をいま撮るならこれくらいはやって欲しかった、という気持ちが昇華されたので満足です。音楽も含め、映画館で観た甲斐がありましたよ!!しっかり金を稼いで続編も頑張ってください!!!

■次点!入れるかどうかちょっと迷ったやつ!

(オレの)往生際が悪いけど、他にも印象に残ったやつ色々あったよ。

 ◎ノンストップ
 ◎ザ・スーサイド・スクワッド “極”悪党、集結
 ◎クルエラ
 ◎サイコ・ゴアマン
 ◎少年の君
 ◎カラミティ
 ◎パーフェクト・ケア

■旧作で観たやつについて思うことなど

「新しき世界」で出会ったファン・ジョンミンの演技巧者っぷりと、「殺人の追憶」のポン・ジュノの映画づくりのあまりの上手さが印象に残りました…(今さら)。敬称略。

ピーターラビット」のおかげでドーナル・グリーソンのこと好きになっちゃったよね。海の泡の色の瞳だって…素敵じゃん…「アバウト・タイム」もめっちゃ良かったですね。真摯で誠実でロマンティストな役柄が良く似合って、少年のようなピュアさと老成した父親のような暖かさを併せ持つ、不思議な魅力の役者さんだと思います。これからも応援してます。

今さら観てないとはいいにくいシリーズで「エイリアン」「エイリアン2」を観たんですが、エンタメ界に与えた影響が大きすぎて、全部のシーンに見覚えがあるな??ってなりましたね。いやすごいわ。どちらも間違いなく初見なんですけど、最後の展開までだいたい見たことあった(ガチです)。本当に遅ればせながらですけど、観て良かったです、はい。

ちなみにいまの悩みはディズニープラスに入会するかどうかです!来年は今年ほど映画に時間を割くつもりはないんだけど、MCUの展開次第かな!!!ちょっとディズニーにはマジでいろいろ腹立つからあんまり金使いたくねえ~!!

■総括的な雑感

2020年末に「羅小黒戦記」に転がり落ちた影響で、中華圏の作品に興味がわき、面白い映画にたくさん出会えて良かったなー!て思いました。たぶん配給そのものも増えてるのではと思いますね。地方の政令指定都市じゃないところに住んでてもそれなりにいろいろ観れるようになったのは有難いことです。

あとこれも「羅小黒戦記」のおかげですが、同じ映画を何回も観るのに抵抗が無くなった。「次にいつ(映画館で・配信で・円盤で)観れるか分からないから…」が合言葉だよ!(真顔)実際、ベストテンに入れた「DAHUFA」を合法的に観る手段の見通し立ってないからな…頼むよ…。

MeeTooムーヴメントの流れを受けた映画もたくさん公開されましたね、分かりやすいエンタメだけでも「プロミシング・ヤング・ウーマン」「最後の決闘裁判」「ラストナイト・イン・ソーホー」など錚々たる顔ぶれ。賛否はあれど映画としての質はどれも高かったと思いますが、どうしても個人ランクから外してしまうのは、現実の力の不均衡を覆す難しさがそのままになってたからです。いや、荒唐無稽なことはできないしそれでは意味が無いのは分かってるけど…。やっぱりそこを突破しようとすると伽耶子を召喚する(※)しかないのか。そうなのか。うーーーーーんんん。

※"伽耶子を召喚する”は今年「呪怨」を初めて観たという有識者の着想です。慧眼!

とはいえ、邦画はほとんど観てないし「ミナリ」「KCIA 南山の部長たち」「ファーザー」「TOVE/トーベ」あたりは普通に見逃したし「ただ悪より救いたまえ」「ドライブ・マイ・カー」はまだ地元に来てないし、その程度の鑑賞履歴ですがそれでも良い映画にたくさん出会えて楽しかったです!さすがに来年以降はこんなに観れないと思いますけどね!!!来年もよい映画に出会えるといいですね!!!選球眼を磨きたい(抱負)。

それでは!!

どうぞ良いお年をお迎えください!!!